トヨタ、ハイブリッドエンジンと300馬力超のオフロードコンセプト「サイオン01」を発表

トヨタ、ハイブリッドエンジンと300馬力超のオフロードコンセプト「サイオン01」を発表。写真:トヨタ
トヨタ、ハイブリッドエンジンと300馬力超のオフロードコンセプト「サイオン01」を発表。写真:トヨタ

トヨタはラスベガスで新型サイオン01コンセプト(Scion 01 Concept)を公開した。この大胆なオフロードプロトタイプは、極限の走破性、高性能ハイブリッド技術、そして革新的なデザインを融合している。

このモデルは、実験的なスピリットで知られるサイオン(Scion)の名を復活させ、冒険やオフロードを愛するファンに新たなビジョンを提示している。

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オフロードに情熱を注ぐ北米のトヨタ技術者によって開発されたこのコンセプトは、ブランドのピックアップトラックシリーズに由来するターボ付き4気筒ハイブリッドエンジンを搭載。システム出力は300馬力以上を発揮し、電動走行が可能な静音モード「Silent Mode」を備え、自然の中で静かで没入感のあるドライブを実現する。
トヨタの車両性能開発担当副社長であるドン・フェデリコ(Don Federico)氏は、「サイオン01は、先進的なパフォーマンスと探求心の融合を体現しており、トヨタの性能が新たな形や市場へ拡大できることを示している」と述べた。

トヨタ、ハイブリッドエンジンと300馬力超のオフロードコンセプト「サイオン01」を発表。写真:トヨタ
サイオン01コンセプト。写真:トヨタ

サイオン01コンセプトは、あらゆる地形に対応できるようゼロから設計されており、高速オフロードレース、テクニカルなトレイル、岩場のクライミングなど、さまざまな環境で優れた性能を発揮する。ロングトラベルサスペンション、バランスの取れたトレッド幅、そしてコンパクトなボディサイズにより、狭い道でも高い機動性を確保している。
また、安全性と耐久性にも優れており、トヨタが独自に開発したFIAおよびSCORE規格に準拠したロールケージを採用。トランスミッション、サスペンション、ブレーキなどの各コンポーネントは過酷な条件下でテストされている。
米国拠点のデザインスタジオCALTY Designが手掛けたデザインは、サイオン01のモダンな美学と機能性を両立させ、砂丘、トレイル、長距離探検など、あらゆる冒険に対応できる仕上がりとなっている。
このプロトタイプはSEMAショー2025の目玉のひとつとして展示される予定であり、トヨタはここでモビリティと持続可能性における革新戦略を改めて強調する。サイオン01コンセプトは市販予定はないが、今後トヨタが追求する高性能・効率・冒険心を兼ね備えた車づくりの方向性を示している。
出典・画像:トヨタ(Toyota)。本記事はAIの協力により作成され、編集チームによって確認されました。

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